2012年11月14日水曜日

日本企業はホントに負けなのか

Samsung が日本企業何社か合わせた十倍の価値になっているという話です。
Samsung の主力の利益は携帯電話ということで、8割くらい依存しているという話を聞きました。テレビは利益率が低いのだそうです。テレビもよく売れているようですが。
日本企業が意思決定がとんでもなく遅いのは事実のようです。製品開発の速度も全然追いつけない。だから、負けても仕方ないでしょう。 Samsung はまた多くの日本人を高給で雇い3年くらいで技術を吸収してお払い箱にするという話も聞きました。お払い箱になった優秀なエンジニアが日本の中小企業に戻ってきているという話も。Samsung の製品の部品の多くは依然として日本製が多く、しかも震災にあった東北地方にも部品会社があり震災の影響は大きかったようです。

製品のサイクルが2~4年の携帯電話では、意思決定の遅い日本の会社 に勝ち目はないようです。しかしテレビなど10年単位で使っていくものならば、ユーザーとしては品質も大事で、少し高くて機能が劣ってデザインが野暮ったくても、壊れないで使える日本製の価値はある程度ありそうです。 Samsung や LG のほうが、デザインも機能も値段もはるかに優れていても、品質だけは、日本の企業のものの方がよさそうです。これは自動車でも同様です。自動車も長く使うので、日本製のほうが、私には安心感があります。

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