2011年3月17日木曜日

1896年明治三陸地震の津波は38m

これは岩手県大船渡の記録だそうです。今回の東日本大震災の津波は15m~20mと言われています。建物の3階までは、軽く届いていたようです。でも、115年前のよりは低かったんですね、被害地域はもっと広いかもしれないですが。数年前のチリ沖地震で津波の被害を受けていますし、三陸海岸付近は、津波の経験や認識はあったんですね。11日に津波に壊された建物はこの115年以内に建ったものばかりでしょう。記憶が薄れたのか、もう大丈夫と思ったのか。

今回は停電による原発の冷却できず二次災害の危険が深刻ですが、明治時代には原発なぞないので、そういう心配はなかったでしょう。また、今ほど、大都市集中でもなかったでしょうし。そういえば、その明治の地震のあとに大正時代には関東大震災というのがありました。約90年前ころでしたか。浦安の地盤が液状化するところに住宅を建てたのはそういう記憶が薄れているからなのか。

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