登りは、追い越す相手は、お年寄りくらい、追い越されるほうがほとんど、もうすでに、私は慣れっこで、自分のペースでゆっくり上ります。体のあちこちが調子悪いので、注意して上ります。1時間と5分くらいで、かなり眺望のいい尾根というか岩場のがけの上に到着、 Rattle Snake Lake が下に見えます。10分あまり、眺望を楽しんでから下りに入りました。
途中息子が、サンダルの調整、サンダルをあきらめ靴に履き替えなどをしましたが、45分で下りました。25分くらい速いペースの秘密は、傾斜がきつくなると、労力なしに、足が前に出るので、コブ斜面をスキーで下るような感じになって、足が次々と前に出て、結果として、走っていました。というわけで、くだりは抜かれることは皆無、抜くことばかりで、自分でも驚きでした。体力は、絶望的にないのですが、重力に助けられ、その重力を、ほんのちょっと足で調整して、左右に振り分け、小刻みに、軽快にステップできたのでした。驚いたことに、その走った区間は、息子のほうがばてていました。それで、息子のバックパックを持ってあげたり。筋力で下りの速度をコントロールしようとすると結構疲れるのでしょう。スキーに無駄にエネルギーを使ってきた生涯と思ってましたが、多少はプラス面もあったかなぁとその時思いました。
無事に家まで運転して帰ってきて、やっぱり、体が弱いので不安で、久しぶりに、足の疲れをとろうと、30分ほど汗だくになって、足をあたため入浴。しかし、その夜、テレビの前で立ち上がろうとした瞬間から、足のすねが、つるような痙攣のような状態になり、ちょっと直っては、またなり、3度も繰り返すと、もう動くのはあきらめ、横になってました。息子がすねをしばらくマッサージしてくれて、途中娘もいいかげんながら手伝ってくれて、少しよくなったのですが、階段を登るのは、無理そうで、そのまま1階で寝ました。夜中にまた激痛が走らねばよいのだが、と思いつつ無事朝まで眠れました。息子のマッサージのおかげのようです。
季節がいいので、また、時々、体を動かそうと思います。大学時代の友人が、2年前に心筋梗塞で、手術、危うく一命をとりとめた話を聞きました。五十代半ばを過ぎると、結構、いろいろ問題が出てきます。息子がまだ14歳ですし、それを別にしても、元気で、なにか意義あることをやって行きたいと、思います。