Kranjska Gora (SLO)
1回目、長谷川選手は32番といういいスタートながら35位、0.42秒届かず2回目に残れず。このくらいの成績だと、日本は予算を削っているのでオリンピックには出場させないという決断になるようです。50,45,39,42 のスタート順の選手が残りましたので、長谷川選手にも十分チャンスはあったと思われますが突き破ることはできなかった。
星選手も35番と良いスタートながら52位と沈み、1.69秒遅れで残れず。
極東杯で獲得した良いポイントでスタートしても、後から滑る選手に負けてしまう状況ではオリンピック不参加もやむなしか。
他の日本の若手選手たちは、星選手にも勝てない状況が続いていますので、欧州杯、まして世界杯はむりそうです。
ワールドカップで一番よい成績をあげてきた、廣井選手以来初めてポイントを取ったけど、膝の靭帯を再び損傷した清澤選手が健在だったらもう少し可能性があったかもしれないですが、あれだけ準備を重ねても、やらなくてもよかったかもしれない大回転での怪我でシーズンをオリンピックを棒に振ってしまったのは、残念です。女子選手の場合は、男のコーチやトレーナーに左右されてしまうのか、そういう選手の自身の精神面環境面も重要な要素かもしれません。
4年前バンクーバーオリンピックに参加できなかった、男子の湯浅選手が、決定後、ワールドカップの2戦で活躍したのは4年前のことでした。決定が正しくなかったことを証明できたんですが、今年の女子では、残念ながら、不参加の決定が順当だったことを証明する結果となりました。
決まったことですから、心機一転、何かがこれから変わるといいですね。